ふくおか経済に「安心計画」が掲載。

リフォーム提案ソフトの販売を促進

新築戸建物件が、少子高齢化などの影響で縮小傾向にある住宅市場だが、リフォームやリノベーションの需要は伸びを見せている。住宅メーカー、工務店向け建築用3Dプレゼンテーションソフト開発、販売の安心計画(株)(福岡市博多区博多駅前3丁目)は、リフォームに焦点をあて、住宅営業支援ソフトの展開を進めている。小山田隆広社長は「住宅営業支援ソフトは新築物件用が多く、リフォームに特化したソトがほとんどなかったため、顧客獲得のチャンス」と意気込む。

同社では、リフォーム専用の見積り、発注システム「リフォーム計画」、インテリアと住居をセットで提案する「マイシーンデザイナー」、バーコードリーダーを読み取ることで簡単にインテリアコーディネートできる「素材計画」などをラインアップ。住宅メーカーや工務店、リフォーム業者それぞれの需要に応えるソフト開発で販売を促進している。さらに「顧客獲得にはスピードが重要」と店頭営業がしやすいように、パソコンだけでなくタブレット端末への対応も進めている。

また新築物件も、これまでのファミリー層から、単身者向けの戸建て住宅の販売増加が予想されるため、2月から自社で展示場を持てない中小の工務店向けのバーチャル展示場サービス「みんなの小さな家」を開始。建築家がデザインしたバーチャルの単身者向け戸建住宅を各社ホームページ上に掲載。外観や内観などをインターネットから閲覧し、販売できるのが特徴だ。

業務拡大に伴い、今春には新卒者10人が入社し、本社事務所も拡張する安心計画。「来年は百人体制にしたい」と小山田社長は攻めの姿勢を見せた。

(北九州市門司区出身、1948年12月13日生まれの63歳、下関市立大学経済学部卒、趣味は読書)

「ふくおか経済 vol.284」
株式会社 地域情報センター http://www.fukuoka-keizai.co.jp

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