TSR情報にリフォーム専用ソフト「リフォーム計画」が掲載。

今後ますます高まる住宅リフォーム・リノベーション需要

リフォーム需要と意識の変化

 少子高齢化や環境に配慮したストック重視志向により年々減少している新築需要に反して、リフォームやリノベーション需要の増大傾向がより顕著になってきている。市場の拡大により、以前にも増して異業種からの参入も増え、さらなる競争の激化が予想される。また、震災後はリフォームにおいても建物の安全性や安心感を重視する傾向に施主の意識が変化してきているという。
 このような状況下では住宅業界のリフォームに対する取り組みも当然変化せざるを得ない。以前は新築が主役であり、提案や検討のための手法もツールも全てが新築を基準に考えられていたが、今やリフォームこそが主役と言える時代である。しかし業界が新築を基準として培ってきた技術や提案方法が必ずしもリフォームでも通用するとは限らないのが現状のようである。

既存のシステムのほとんどが新築用

今やIT技術の著しい進歩により、コンピューターグラフィックスを使ったリアルな表現や様々なシミュレーション機能による住宅プレゼンの手法には目を見張るものがあるが、実はそのほとんどが新築用である。新築用のソフトはリフォームで使うにはムダな入力や手間が多く、価格も高価な割には融通が利かない。またリフォームに新築と同じ手間やコストもかけられない。そんな中で仕方なく新築用のものを流用しているリフォーム業者も多く、さらには、手頃なソフトが無いという理由でいまだに手描きのラフ図と手打ちの見積書で提案している業者も少なくない。

リフォームにはリフォームの提案システム

2012年、安心計画㈱はリフォームに特化したソフトラインナップを展開する。〈既存〉〈改築〉〈増築〉の各エリアを一目瞭然に区別しそれぞれの積算も可能な「ウォークインホーム・リフォームプラス」、インテリアに特化してムダな入力を省き、生活空間のセット提案に適した「マイシーンデザイナー」、誰でも簡単にバーコードリーダーでインテリアコーディネートができる「素材計画」、iPadでシミュレーションが可能な「デザイナーズステージ」、リフォーム専用の見積・発注システムの「新・リフォーム計画」など様々なシチュエーションとニーズに応じたソフトを揃えている。リフォームにはリフォーム用のシステムをいうわけだ。いずれもお客様と一緒に目の前で対面プレゼンや打合せができるのも特徴だ。どのソフトも同社のホームページで動画等を使って詳しく紹介されている。

「TSR情報 1月23日」
株式会社東京商工リサーチ http://www.tsr-net.co.jp/

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