“ものづくりマイスター”が人気

期待される若年技能者の育成・確保

若者の〝ものづくり離れ〟や〝技能離れ〟対策の一環として、厚生労働省は平成25年度から「ものづくりマイスター」制度を設け、相当の技能・経験を有する「ものづくりマイスター」(以下マイスター)が、若年技能者や高校生に実技指導したり、小・中学校で体験教室を開くといった事業を推進している。マイスターの認定状況を見ると、建設業系職種では建築大工が最も多い。昨年度の活動実績は、マイスターの認定者数、実技指導などの活動とも、目標を大きく上回っている。そこで、厚労省の「ものづくりマイスター推進会議」(座長=八幡成美・法政大学教授)は平成27年6月25日、本年度はマイスターの認定者数を1年間で930人以上(累計6,494人以上)、実技指導などの活動数12万人日以上とするなど、昨年度を大きく上回る活動目標を決定。子どもの頃からものづくりへの興味・関心を育てて裾野を広げるとともに、若年技能者の育成・確保につなげていく考えだ。

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