中古住宅ラウンドテーブルが報告書まとめる~新たな建物評価の定着など議論

国土交通省の中古住宅市場活性化ラウンドテーブルは2015年3月30日、2カ年度にわたる議論をとりまとめた報告書を公表した。
木造戸建住宅は築20年で価値がゼロとなるといった建物評価法を改善し、新たな建物評価指針を市場に定着させるため、宅建業者の価格査定や不動産鑑定士の評価実務を変えるための取り組みが必要――となどの提言をまとめた。あわせて、
▽良質な住宅ストックの形成とその流通を促進するための環境整備
▽中古市場活性化に資する金融面の取り組み
▽戸建て住宅賃貸市場活性化
▽地域政策との連携
の各論点で、それぞれ議論の内容をまとめた。

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