断熱改修で高血圧のリスクが低下

(一財)ベターリビングの健康長寿住宅エビデンス取得委員会(委員長=髙橋龍太郎・東京都健康長寿医療センター研究所副所長)は、住まいの環境と居住者の健康との間に相関関係があることを科学的に実証するため、平成23年度から4年間、実証実験を行ってきた。
このほど、実験の成果をまとめ、平成27年3月5日に報告会を開催。委員の齊藤宏昭・足利工業大学准教授らが、温熱環境の改善や居住者の健康の変化について報告した。部分的な断熱改修でも、居住者の血圧が有意に低下する傾向が見られ、温熱環境の改善幅が大きいほど低下幅も大きいという結果が出ている。

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