古民家再生協会が「断熱」の再築基準を提示

豊かな資源活かすためにはコストや施工への配慮も大事
(一社)全国古民家再生協会(旧全国古民家再生協会連絡会議)の再築基準検討委員会(委員長=藤木武人・[一社]古民家再生協会宮城代表理事)は、2015年2月20日の総会で再築基準の「断熱」について、検討結果の報告を行った。断熱性能を省エネ基準のレベルにできる限り近づけていくことを主眼に置き、床、壁、天井、屋根の部位別に仕様を提示。真壁・土壁への対応法もまとめるなど、古民家の伝統的なつくりを活かす仕様になった。
来年度以降は、伝統再築士資格の講習においても、断熱に関する内容を盛り込む方針を固めた。

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