新耐震でも65%の接合部が“釘止め”程度~木耐協調べ 「耐震基準満たさない要因の一つ」

木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)が、耐震診断を実施した2万113棟を調べたところ、新耐震基準の65%の接合部が“釘止め”程度だったことが分かった。
木体協が2015年2月17日に調査データを発表した。
木耐協の調べでは約92%の住宅が現行の耐震性を満たしておらず、新耐震基準でも約85%住宅の耐震性に問題があるという結果が出ている。柱の接合部仕様が現行の基準に改正された時期は平成12年6月。そのことが、新耐震住宅でも釘打ち程度の接合部の割合が高いことの理由と考えられ、木耐協は「現行の耐震基準を満たさない要因の一つ」だとしている。

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